インテリアショップ 『カラフェ』のスタッフブログ
作家訪問Diary_ fresco さん
こんにちは。
台風4号が去った翌日の6月20日に、
ガラス作家の辻野剛さんのガラス工房”fresco”さんへ
工房見学に伺いました。
電話で工房見学に行きたい旨をお伝えした際、
速攻で『熱いですけどよろしいですか?』とスタッフの方から尋ねられました。
frescoさんの商品を販売させて頂いている私にとっては、
そんな過酷な条件の中、思いを込めて制作されている事もお伝えしたい事の一つ。
そう思い、迷う事無く伺う事にしました。
車を降りると鳥の鳴き声がすぐそこで聞こえ、
それ以外の雑音がまったくない、
そして緑豊かな大阪府和泉市に”fresco”さんの工房はあります。
工房、ショールーム、そして隣接する"coto cafe"は、
辻野さんご自身が作られた、というから驚きです。
突如現れる工房なので、もちろんすぐ見付けられたのですが、
そこの地になんとなく、ひっそりと佇む感じが、
ものすごくかっこ良かったです。
バイクでたまたま通り掛かった若者カップル(らしき?)が、
”なんだろね?”、と言いながら工房を走り去っていく、、、
そんな光景がジブリ作品に出てくる様で、カッコ良かったです。
ガラスで作られたドアノブも、ガラス工房ならではですよね。
とにかくカッコいい!!
定休日にも係らず、ショールームも開けて頂き、、、拝見させて頂きました。
Carafeで取扱いをさせて頂いている作品たち以外にも、
見た事のない作品があり、”あれ気になる!あれも気になる!”と思いながら、
続いて実際の制作を撮影させて頂く事に。。。

この日は、スタッフの方たちの制作風景を見せて頂きました。
作業が始まる前に気になる物がたくさんあり、
パシャパシャパシャパシャ、
↑これが色ガラスの原形。

↓これらのツールたちはどんな使い方をされるのだろう???
その後ろに見えるのが色ガラスのサンプルです。
使い込まれたツールたちがものすごくかっこよくて、
やたらと写真を撮りました。
そして欲しくなってしまいました。
ガラス展と共にfrescoの道具たち展も一緒にできたら面白そうです。

なんだか綺麗なガラスの欠片を発見。
インテリアの小物でちょこっと飾ったら綺麗だなぁ、、、
と思いながらこっそりポケットに忍ばせていましたが、
正直にスタッフの方に、『これ下さい!』とお尋ねした所、
『駄目です!』ときっぱりお断りされました。。。
なぜなら、冷却しないままのガラスはそのうち割れる、からだそう。
作品たちも冷却庫で1日寝かせるそうです。
ん〜残念。。。

さてさてついに制作がスタートです。
↑これが溶けたガラスが入っている窯です!!
窯の中は1200度!!!
熱さが写真から伝わりますでしょうか?
今までの人生の中で経験した事のない熱さでした。
サウナの熱さとは訳が違います。
近づくだけで、皮膚が焼ける様な感じがします。
↑竿に先程の窯からガラスを巻き取って、息を吹き込みます。
コチラの写真は作品の芯になる部分。
真ん中に真っ直ぐ息が吹き込まれていないといけません。
これが出来る様になるまでに何年も掛かるそうです。
frescoさんでは、最低2人ペアになり、
成型する人、息を吹き込む人と分担して制作されています。
作品が大きければ3人、4人チームで制作をされるとか。
そして先程出て来たあのブレッッドボードみたいなツールは、
あの様に支えとして使われるのですね。
frescoさんの定番商品cornの新色の試作を作って頂きました。
ガラスを巻き取り、息を吹き込み、成型する、
を何度も繰り返して一つの作品が出来上がります。
frescoさんの商品は色が何色も重なっている物が多いですが、
それはその一連の流れを何度も繰り返されている証拠ですね。
↑グラスの完成です。
笑顔が素敵なスタッフ花岡さんの完成後の笑顔。より素敵です。

この日は、辻野さんがいらっしゃらず、
チーフの花岡さんから色々とお話をうかがいました。
frescoさんの商品は、まず使われる事を考えながらデザインをおこし、
形にしていくそうです。
偶然的に出来る物ではなく、デザインをした上で形にしていく、
そんなガラス制作をされています。
frescoさんの商品は、いつも販売させて頂く際、
商品ではなく作品と言いたくなります。
辻野さんの作品が商品化されたり、スタッフの方の作品が商品化されたり、、、
商品とはいえ、ひとつひとつ手作りで作られており、
同じ商品もひとつひとつ表情が違います。

『広く人々に使われる事で、ガラスがより身近な物になればいい。』
そんな願いを込めながら、frescoの皆さんは
今日もガラスを吹いていらっしゃるでしょう。
そんな作られている方の思いや、どのようにして作られるか、
どのような環境で作られているか、など
販売させて頂いている私は、もっと皆さんにお伝えしていかなければいけない、
と感じる工房見学になりました。

frescoさんの作品をいつもよりもたくさんご覧頂けます。
美しい色の重なりを是非お手に取ってご覧下さい。
↑こちらは、frescoさんの1.9mシリーズのプレートとボウル。
一見陶器のようにも見えますが、
光を透かしてみるとガラスだということを確認出来ます。
これは何回くらい色を重ねられたのでしょうか?
とろりとした色ガラスの重なりが美しいです。


おまけの一枚。
途中でスタッフの方が出して下さったお茶。
暑い中、頂いたお茶、ものすごく美味しかったです。

この繁忙期に、、、
frescoの皆さん、ご迷惑をお掛けしましたm_ _m
本当にありがとうございました。

Staff S.


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from. - | 2012/10/11 20:23 |
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from. - | 2012/11/13 12:23 |
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